今日は大人の男の世界、レトロゲームのお話です。
ミニファミコン、売れてますねー。
ワタクシ、ファミコン世代であります。ベースボールで野球のルールを学び、スーパーマリオブラザーズでBダッシュを覚え、ドラゴンクエストで勇者の心と冒険心に目覚めた男でございます。
そんなわけで今回は「21世紀のファミコンの楽しみ方講座」です。
ファミコン全盛期のころ、ファミコンを持っている人は必ずと言っていいほど持っていたソフト『スーパーマリオブラザーズ』
久々にやりたいなーって思っていた今日この頃。
いや、ファミコンとスーパーマリオのカセットは持っているんですけどね。
しかもファミコンは昔のRF端子につなぐやつではなくRCA端子(いわゆる赤白黄色)がついているやつ。
なので現代のテレビでも一応できる。がしかし、やりたいときにいちいち引っ張り出してくるのは面倒。
よし、エミュレータに手を出してみよう。まずはROMイメージを用意せねば!
いろいろ調べた結果、ふむふむ、今は『FC Dumper』というUSB接続のROM吸い出し機があるのかー。とゆーことでAmazonでポチっと。
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そして届いたのがコレ。
いざ開封。
・・・サランラップに包まれているし。。。
さらに開封。
壊してしまいそう。
むむむ、マニュアルが入っていない。入っていたのは紙切れ一枚。
とりあえずカセットを挿さない状態でPCに接続してみる。
(ちなみにワタクシの環境はWindows 10 Pro 64bit@Surface Pro 4です)
デバイスドライバの状態を見ると・・・
『kazoo』とでているがビックリマークが付いていて使えない状態。
とりあえず先ほどの紙切れに書かれているhttp://gamebank.jp/にアクセスしてみる。
あーだこーだやった結果、ワタクシの環境で最終的に必要だったのは赤枠の二つ。
これらをダウンロードし、解凍(解凍には7-Zipを使用)。
まずは『kazzo_driver_installer_for_win10.rar』を解凍してできたフォルダの中にある『zadig2.2.exe』をダブルクリック。
するとインストーラーが起動するので、以下のように設定して『Install Driver』をクリック(ちなみにワタクシこれらの設定が何を意味しているのかわからないのでご了承を)。
インストール終了後デバイスドライバの状態を見てみると・・・
無事認識されたみたい。
さぁここからが本番。
一旦FC DumperをPCから抜き、カセットを挿して(めっちゃ固い。そして向きに注意)再度接続。
そして先ほどhttp://gamebank.jp/ からダウンロードした『anago_161223.rar』を解凍し、できたフォルダの中の『anago_wx.h.exe』を起動!
うん、意味がわからない!教えて!Google先生!
ふむふむ、ファミコンのカセットにはいくつか種類があって、Mapper1とかMapper2とか呼ばれてるそーな。でそれにあったものを『Script』の欄で選ぶ必要があると。さらに調べるとスーパーマリオを含む初期の頃のカセットは大体Mapper0とのこと。オケーわかった!
かしかし!
どれがMapper0用のScriptかわからんではないか。これみんなわかるの?
そしてワタクシの出した答えが・・・
「手当たり次第やってみる!」
『Browse』で保存する場所とファイル名を指定し(ここでは『Super Mario Bros.nes』)
scriptで『cnrom.ad』を選んでいざDump!
んん?ログに『mapper 3』の文字が。。。
外れたか??
出来上がったファイルがコレです。
これを所有の『GPD Win』に移し、インストール済みのファミコンエミュレータである『VirtuaNES』で開いてみると・・・
動いたー!やったー!
動画がコチラ(ヘタクソなのは突っ込まないでください)
あれ?Mapperは3でいいの??
まぁ動いたのでよしとします。誰かこの辺りわかる人教えてください。
そして最終的に完成したのがコチラ。
コレがワタクシの出した『21世紀のファミコンの楽しみ方』の答えです。
詳しくはまた後日書きますが、ざっと言うと
レトロなイタリア製のブラウン管テレビ『Algol』に『iPad3のRetina液晶』を組み込み、さらに『RetroPie』というエミュレータに特化したOSをインストールした、小型パソコン『Raspberry Pi3』を内蔵しています。
何言ってんだコイツ、てな人は『iPad 液晶 自作』『Raspberry pi Retropie』でググッてみてください。
しばらくスーパーマリオを楽しみまーす。
ではでは。